母を想う子の心に涙〜「雲の向こうはいつも青空」を読んで〜

こんにちは。小沼陽子です。

金子あかねさん、金子純一さんご夫婦が運営する「びーんずネット」さんが出版された『雲の向こうはいつも青空vol.2』という冊子を読みました。
これは、不登校・引きこもりを経験した方、その保護者、子ども達に寄り添う方、そして自由な学びを実践する方、7人に金子さんがインタビューされて、それをまとめたものです。

インタビューを受けていらっしゃる方は、いわゆる有名人ではなく一般の方で、彼らが心の奥にしまってあった気持ちを素直に表現されていました。どのお話も私の心に深く刺さり、読みながら涙が溢れました。

私の過去を思い出したり、お話しされている方の気持ちを想ったり。。。

⚫️母を想う子の心

最も涙が溢れ出でしまったお話は「かわさきFM ぐるっと川崎」パーソナリティの山下めぐみさんの体験談です。

高校生の息子さんが学校に行かず、学校から「息子さんが来ていません」という電話があり、でも山下さんにだけは息子さんから「学校行ってないけど、大丈夫だよお母さん」「大丈夫だから仕事に行って」というメールがきた、という話。

子どもってなんて、優しいんだろう。どんなに自分が辛くても親を心配する。母を想う子の心とそれを想う母親の気持ちに涙がとまりませんでした。

他にも、私もお世話になっている「多様な学びプロジェクト」生駒さんのお話も、母として自分と重なる部分が多く、色々な思いが湧き上がりました。

⚫️保育園児の息子と私

皆さんのお話を読みながら、私は息子が保育園児の頃を強く思い出しました。

息子は保育園に行く事をものすごく嫌がりました。
自転車の後ろに乗せた息子が、逃げようと自転車から飛び降りた拍子に自転車が転び、一緒に前に乗っていた妹の娘が怪我をしたこともありました。自転車では連れて行けない時は、泣き叫ぶ息子を、無理やり車のシートベルトにくくり付けて、保育園に向かいました。

やっとの思いで保育園に連れていくと、
「年長さんなのに、なんで、そんなにお母さんを困らせるの!」と息子は園長先生に怒られ、その姿を横目に保育園を出た途端、涙がとまらなかった日もあります。

そんな私をみて、保育園の外でそっとお声をかけてくれた、おばあちゃんがありがたかった。今でも良く覚えています。

なんで息子が怒られなくちゃいけないのか?でも私は仕事に行かなくちゃいけない、気持ちの整理がつかないまま、会社に向かいました。

私は毎朝、保育園の開園時間とともに一番に子供を預け、延長保育をして一番最後にお迎えに行くような、壮絶に忙しい日々を送っていました。子供にとっては、かなり負担の大きい生活だったと思います。

しかし、お迎えに行くと息子はいつもとびきりの笑顔で、同じ保育園に通う妹を膝にのせて、おりこうさんに待っているのでした。その姿が切なくて、私はまた夜に一人で泣きました。

⚫️占い師に救いを求めた日々

当時、本当に辛い日々を送っていたけれども、誰にもきちんと相談できませんでした。というより、「大変、大変」といつも言っていたのだけど、夫を含め、誰も私がここまで追い詰められているとは理解していなかったのだと思います。

私は心も身体もボロボロで、占い師に救いを求めて、「原宿の母」なるところへ通うようになりました。

私は特別スピリチュアルが大好き!でもなく嫌いでもないのですが、美容院の後、毎回スーッと吸い込まれるように「原宿の母」へ入り、そこで、泣きながら今の状況を語りました。

安心してありのままの気持ちを吐き出せたのは、恐らくそれが初めてでした。

原宿の母は「すぐに実家の近くに引っ越しなさい」と言いました。保育園が見つからないから引っ越せない、と思っていたけど、「原宿の母」にそう言われてから「保育園が決まらなかったら両親にみてもらえばいいや!」「通勤が遠くなるけどどうにかなる」と思うようになり、夫にろくに相談もせずに、私は実家近くの物件を見つけてすぐに引っ越しを決めてしまいました。

「原宿の母」での話から2週間以内の引っ越しであり、今思い出してもその時の行動力はすごかったな!と我ながら思います。

幸運にも保育園は無事に決まり、実家も近い上に夫の職場も近くなり、私の負担は相当減りました。子育てを助けてもらえる人が近くにいるってなんて楽なんだろう、とつくづく思いました。私の他にもお迎えにいける人がいる、という安心感から、遠い通勤なんて全く問題になりませんでした。

しかし、それから息子の不登校が始まり壮絶な日々が始まる・・・という、ここからのストーリーはしょっちゅう話していますが、私が一番辛かったのは、実は東京に住んでいた息子がまだ保育園の頃だったんだ、とこの冊子を読みながら思いました。

結局、「原宿の母」へ通ったのは3〜4回程度で、その後一度も伺っていませんが、お元気にされているかな?優しくて面白いおばちゃんでした。本当に感謝しています。

⚫️自分を振り返り傷を癒す

この冊子を読み、まさか息子が保育園の頃を、これ程までに強く思い返すとは思ってもみませんでした。それぞれの方の体験やお気持ちを読み、自分でも気づかなたかった深い傷に気づく事があるんですね。

ちなみに、びーんずネットさんのサイトはこちらです。もし良ければ、冊子「雲の向こうはいつも青空」をお読みなってくださいませ。皆様にも何か気づきや発見があり、新たな自分に出会えるかもしれません。

しかし、こう自分の過去を振り返ってみて思うのは、私ってほんと泣き虫だなあ。。。と。
泣いたり笑ったり、これからも忙しく過ごしていくんだろうなと思います😄

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