高校受験ってなんのため?

●高校受験は必要あるのか

息子は14才。今後の進路は、通信制高校の予定です。通信制高校は高校卒業認定資格を取得する最低限の勉強はして、空いた時間を自分の興味のある学びにあてられます。私は息子と一緒に通信制高校の説明会に通いましたが、どの学校もそれぞれ特色があり、選択できる科目もとても魅力的でした。

通信制高校といっても通学回数も自分で選べるし部活もあるし文化祭もあります。私の最初のイメージは家で一人でテキストを見ながら勉強する・・・でしたが、とんでもございません。逆に課外授業はもっと活発かもしれません。

しかも通信制高校には入学のための難しい受験がありません。自分が高校で何をやりたいかに合わせて、自分にあった学校を選べます。

息子は自分で各学校のメリット・デメリットを抽出し、自分のやりたい事の優先順位と照らし合わせて進学先を検討しています。

その様子を見て思うのは、高校受験って必要あるのかな?ということ。これからの少子化時代では子供が少なくなり、学校も子供達から選ばれる存在になってきます。

高校を受験するために多くの時間と気力を受験勉強に向けることが、私には必要ないように思えてならないのです。

みんなが受験勉強しているころ、息子はセブ島にホームステイしたり「Life is Tech!」で大学生と一緒にプログラミングを学びゲームを作ってみたり、毎日楽しくとても有意義な時間を過ごしています。それも高校受験がないからできるのです。

●学歴が必要だから?

もし、就職に学歴が必要だからという事であれば、大学受験に力を入れたら良いと思います。むしろ中学時代に高校への受験勉強で疲れてしまったら、大学受験でパワーがでないということにもつながります。

最近は、詰め込み教育は良くないと言われています。詰め込み教育をしない事が、逆に受験の試験結果も良かった、という事がわかり始めてきました。きっと子供達には、自分で考える力や目的に向かって頑張る力がつくのではないでしょうか。

先日、私がお会いした麹町中学校の工藤校長先生の学校改革の話はとても興味深いです。ご興味ある方は是非こちらのブログもご覧下さい。https://lineblog.me/onuyo/archives/1212897.html

●大学受験は「進学校に入学して、まわりの友達も勉強している環境が大事」だから?

やはり親の心配はこちらでしょうか。周りの環境が大事という話。

確かにそうですね。友達は大事です。ただ、息子のように独学で勉強してきた子供にとっては、周りの環境が受験に影響を及ぼすとは考えにくいです。むしろ、自分が何をやりたいか?を突き詰めて、やりたい事を実践するには大学へいった方が良い、と本人が感じた時に大学受験を目指すのだと思います。

きっとその考え方がホームスクーラー的なのかもしれないですね。子供の頃から毎日、自分で選択して自分で学ぶ事を繰り返しています。勉強は大人になってからも終わりはありません。独学の習慣は早いうちに身につけておいた方が私は得だと考えています。

●残る問題は費用面

問題は通信制高校の費用の問題。ここですね。高校からはやっと自分で選択できるとはいえ、やはり公立高校が無料という条件は大きすぎます。今の高校受験の目的は「無料の高校に入るため」なのでは?とさえ思えてしまいます。やはり費用的な点から、公立高校を選択せざるを得ないというのが、現実でしょうか。

私は息子が不登校になり、教育について勉強すればするほど、公立高校が頼りなく思えてきてしかたありません。どうにかならないものかなあと思います。

私個人的には、通信制高校も別に行かなくてもいいんじゃないという考え方です。これまで通りやりたい事があるのならそれを自分で学んで、必要であれば高校認定試験受けて、大学受けてってやればいい。ただ息子は独学だけでは限界を感じているところもあるらしく、通信制高校に行きたい様子です。なら行けばという感じです。

⚫高校は単なる通過点

繰り返しになりますが、高校は単なる通過点なのですから、高校へ入る為の難しい受験なんて無くせばと思うのです。まあ、簡単な試験と「なぜこの学校に入りたいか」の面接くらいは必要かもしれませんが。

中学生は受験勉強に使う時間をもっと有意義な事に使ってほしい、と。それがこれからの生き方に大きな舵をきるのにと思います。

私がそういう極端な意見を言うと、

「受験っていう目標があるから勉強ができる、だから受験も必要なんだよ!」と息子から怒られます。

確かに、一生懸命、受験勉強した経験が役に立つことがあるかもしれないです。何が良くて何が悪いっていう決まりはなくて、それぞれ自分達にあった形で生きていければいいですね。いつも、最後はここに行き着きます(笑)

ただ息子の様子を見ていて、高校選びの基準が私達の頃のような偏差値だけではなく自分のやりたい事や好きな事に変わり、自分で自由に高校を選べる時代に変わってきているのを実感しています。

高校受験ってなんのため?」への4件のフィードバック

  1. アバター中川順子

    はじめまして。
    今朝タウンニュースを見てこちらのホームページを初めて覗かせていただきました。
    藤沢でこのような活動をされている方がいらっしゃることがとても嬉しいです。
    私も今の子供達の環境、特に学校に対していろいろな思いを持っている3人の子供の母です。
    真ん中の子は公立進学校の高校に通っていたのですが、
    大学に入りうつ病と対人恐怖症になってしまい退学し、
    現在自宅で過ごしています。
    下の子も高校を受験し進学校へ進んだのですが、学校で勉強する意味がわからなくなってしまい、入学して1ヶ月で不登校気味になりました。
    そこからいろいろあって、現在は通信制高校の2年生です。
    Life is techのキャンプやスクールに通っています。一緒ですね!
    1番辛くて孤独な時に誰にも相談できなかったこともあり、
    このような会の存在はとても素敵だな、と思います。
    またホームページに寄らせていただきますので、
    よろしくお願いします。

    返信
    1. 小沼 陽子小沼 陽子 投稿作成者

      中川さま

      コメントありがとうございます!とても嬉しいです。小沼陽子です。
      そしてタウンニュースの記事から、こちらのホームページまできて頂きとてもありがたいです。

      三人のお子様をお持ちなんですね。
      お話を読ませて頂き、進学高へ入学したからOKとか、大学に入学できたからOKという訳ではないということを改めて感じました。きっと感性のとても鋭いお子様なんでしょうね。子供が色々なことを気づかせてくれますね。

      Life is Techににも参加されているとのこと。この夏、うちの息子は慶応SFCキャンパスでキャンプに参加しました。Life is Tech はプログラミンがどうのという前に、素晴らしい大学生のお兄さんお姉さんや似たようなお友達と繋がれることがありがたいなあと感じています。うちの息子も中川さんのお子様とお会いしていたかもしれませんね。

      タウンニュースをご覧になられたということは藤沢の方ですかね。今後も朝カフェや親向けセミナーを藤沢近辺で定期的に開催していきますので、もしよければ遊びにきてくださいませ。

      これからもどうぞよろしくお願いします。

      返信
      1. アバター中川

        こんにちは。
        返信いただけてとても嬉しいです。
        ありがとうございます。

        うちの息子もSFCのキャンプに参加しましたよ!
        そこで仲良くなった子と毎日オンラインでゲームしてます(^^;;
        子供もそうですが、親も孤独にならないためには人との繋がりを作ることが大切だなぁと思います。
        藤沢市内に住んでいますので、朝カフェやセミナーにも参加してみたいなぁ、と思っています。

        返信
  2. 小沼 陽子小沼 陽子 投稿作成者

    わー、SFCでしたか!お友達と繋がってるとは、いいですねー。
    是非、朝カフェやセミナーにも遊びに来てください。母親同士繋がって、色々楽しいことやりたいですね!お会い出来るのを楽しみにしています。

    返信

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