【活動報告】『先輩を交えてホームエデュケーションについて話す会』オンラインで開催しました!

こんにちは。小沼陽子です。
5/30(土)『先輩を交えてホームエデュケーションについて話す会』は40名以上もの方にご参加頂き、無事開催することができました。!!

コロナの影響で人との交流ができずに落ち込む時期もありましたが、こうやって多くの方と同じ時間を過ごすことができ、前向きに進んでいけることが、私はとても嬉しいです。

今回のイベントは当団体と『不登校を考える親の会・熱海』さんと共同で開催しました。
打合せもオンライであれば気軽にできるし、当日は海外からご参加された方も数名いらして、オンラインの可能性にワクワクしています。

不慣れなオンラインでのイベント開催だったので、ご不便おかけしたにもかかわらず、続々と丁寧なご感想が届いており、私達もとても力を頂いております。

ご参加頂いた皆様、そしてゲストにいらしてくれた先輩方、本当にありがとうございました。

●当日の様子

当日は以下の3つのテーマにそって進めました。

①「不登校」から「ホームエデュケーション」へ
②家族・周囲の理解をどう得たか?
③ホームエデュケーションだったからこそ、得られたものとは?

①のテーマで先輩が仰っていた「ホームエデュケーションはボトムアップ式」というお話はとても興味深かったです。

学校は「◯年生はどこどこまで終わらせる」という目標があり、その目標に向けて勉強します。そのやり方をトップダウン式と仰っていました。

ホームエデュケーション、ホームスクーリングは自分の興味のあることや好きな事を探究していき、そこから色々と身につけていく方法だから、ボトムアップ式なのだそうです。

自分がやりたい事をどういう方法で成し遂げたらいいのか、学校のように教科書がありませんので、全て自分で考えて動くしかなく、ボトムアップ式は難しいし大変ではあります。

しかし結局は自分なりの一番の近道で達成できるんだという話を聞き、なるほどなあと思いました。

人それぞれ特性が違うのだから、同じ目標を達成するにしても、それぞれやり方が違って当たり前です。

毎日の生活全体を「どんなやり方でやろうか?」と自分で考えて過ごす日々は、物凄い訓練を積んでいる事になります。そんな訓練を積んで育った大人は強いなと、話を聞きながら感じました。

他にも、お父さん問題や祖父母問題の話、仕事と両立するためにどうしたか?、不登校当事者の大学生を交えた話、などなど興味深い話で満載でした。

何より先輩方お二人の輝いている姿をみるだけで、元気をもらえました。

参加された方々も「今の自分でいいんだ」と思ってもらえたらいいなと思います。

●ご参加頂いた方々からのご感想

皆様からもたくさんのご感想を頂いておりますので、いくつかご紹介させていただきます。

・日本のホームスクールの状況がとても良くわかり勉強になりました。それぞれのご家族の意識の変遷が大変参考になりました。

・10歳と7歳の子どもが小1からホームエデュケーションを選択しているので、他のご家庭ではどういう経過を辿り、ホームエデュケーションをどう捉えているのかを知りたくて参加しました。 子どもたちは毎日本当に楽しそうに過ごしていますし、それぞれの個性が生き生きと発揮されている姿を見ているので、子どもの選択を尊重できて良かったなぁと思っていますが、周りからの言葉で揺れ動くこともあったので、先輩方も揺れながら進んでいったというお話が聞けてとても勇気づけられました。 私自身、10歳から不登校になり義務教育はほとんど経験せずに通信制高校を選択し、現在は北海道で地方公務員をしております。ホームエデュケーションやホームスクールという概念が広まることで、不登校で自分を責め、傷ついている子どもや保護者の方が少しでも前向きになれることを願っておりますので、皆様のご活動を応援するとともに、何か出来ることがあればお手伝いさせていただきたいと思っております。

・内容構造がわかりやすく、進行がスムーズでよかったです。事前に聞き取っていた質問も準備されていて全て参考になりました。今日のような経験者や考え方の話を具体的にきける時間は不登校に苦しんでる方にはホープです。時間の関係でまだまだ話せていないこともあったと思うので、もっと聞きたいと思いました。一回500円でも取っていいと思います。次回も希望です!ありがとうございました

・今回は企画、開催ありがとうございました。とても貴重な機会でした。ホームスクーリングを経て、成人されたお子さまの様子を聞いて、学校に行かない(行けない)今の状況もひとつの選択肢と、再度肯定的に捉えられる機会でした。ちょうど月曜日から分散登校が始まることで、ちょっと自分の心がざわつく時のだったので、とてもありがたいタイミングでした。

・成人されたお子さんをお持ちのお母様たちのお話はとても心に響きました。 ホームエデュケーションがもっと周知される世の中になるといいなと思います。

・ありがとうございました。やはりホームエデュケーション・ホームスクーリングの先輩にお話を聞かせていただけるのはとても参考になるし心強いと思いました。40人以上の方が興味関心をもって違う場所から集まって、学校にこだわらない学びについてお話できること自体、とても嬉しいことだと感じました。子供も大人も誰一人同じ人間はいないわけで、本当に家庭によってやり方は違うし、模索しながら我が子にとってできるだけ良い形をとりながら育てられるのは、とても素敵な事だと感じました。

・お二人のお話、とても素晴らしかったです。 子どもがいつ「学校に行きたくない」と言い出しても、自信を持って、そうか、行かなくていいよ、と言えそうです。 あんなに明るく楽しくお話ししてくださいましたが、両親や夫との葛藤や、1年生の子どもを家に置いて仕事に行くときのエピソードなど、聞いているだけでも心が痛みますが、それらたくさんのハードルを乗り越えてこられたお二人、とても輝いて見えました。子どもへの愛情があふれていました。子どもに選ばせること。見習っていきます。

・本当にとても学びのある深いお話ばかりでした。 先輩ママ達のお人柄と、これまでに親子で積み上げて来た来られたことの結実だなぁと思いました。私の目標や指針にもなり、とても有り難かったです。

・〇〇さん(不登校経験者の大学生)の『今までの考えはゼロか100かだったが、60位でいいんだと分かった』と言われていた事が、まさにウチの子の事のようで、当事者の方の意見が聞けてとても勉強になりました。 あと、オンラインはとても良かったです。

他にもたくさんのご感想を頂いています。本当にありがたいです。
皆様、ありがとうございました!

 

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