こだわりと信念の違い

こんにちは。
ホームスクーリングで輝くみらいタウンプロジェクト代表の小沼陽子です。最近よく考える、こだわりと信念はどう違うのかを書きました。信念をしっかり持ちしっかりとした軸のある人間になりたいなと思います。

●こだわりを取っ払いたい

数年前、息子が学校へ行きたくないと言い、この息子の気持ちを私が心から受け入れられた時、私は自分が様々なこだわりに囚われていることに気がつきました。

一番大きく私の前に立ちはだかったのは「学校」という大きなこだわりです。

学校とは子供が幸せな人生を送れるように学ぶ場所ということを忘れ、学校へ行かせることだけにこだわっていた自分に気づきました。それだけでなく、両親や義理両親から自分はどう見られているか、会社の人からはどう見られているか、とかとか、自分を縛りつけるたくさんのこだわりに気がつきました。

私にとって本当に大切なことは何か?を一生懸命考えさせられ、そういったこだわりをどんどん取り払っていきました。

すると、とても繊細でとても大切な自分だけの気持ちが見えてきたのです。

●息子のこだわり

一方、息子はこだわりがとても強い人間です。
これが食べたいと思ったら絶対それでないとだめだし、洋服や靴を選ぶのもとても時間をかけてこだわりの逸品を探し出します。それだけでなく、毎日のスケジュールもストレッチは何時何分からこの順番でやるとかストレッチをするときはこの服装に着替えるとか、やたらこだわりが多くて、私にはもう彼の頭の中がよくわかりません。。。

そもそも学校へ行きたくない、という彼の強いこだわりは私の心を180度変えてしまうほどでした。

先日、息子と出かけた時にふと後ろから息子を眺めてみると、洋服やらバックやら靴に統一感があり、とてもオシャレに見えたのです。

こだわりが強い息子に振り回されている私達家族でしたが、遠くから息子を見ると息子は自分ってものをしっかり持っていて、服装という見た目までも統一感というか軸がしっかりしている、と思えたのです。

それを見た時、息子のこだわりは息子の信念なのだと気がつきました。

いつでも自分をしっかり持っている息子がとても羨ましく思えて、なんというか私ももっと軸のしっかりした人間になりたい、と息子をみながら思いました。

●こだわりと信念の違い

私が取っ払いたいと思っていた「こだわり」とは、自分中心のこだわりではなく、自分の周りを中心に考えたこだわりだなんだ、と気がつきました。

自分中心のこだわり、それは信念なのです。その信念がどーんとしっかり一本立っている人が、軸がしっかりしている人だと感じます。

自分の奥深くにある本当の自分を良く見つめて、周りみんなが反対したとしても自分はどうしたいのか、どうなりたいのか、何が好きで、何がやりたいのか、こんな根本的なことを今一度見つめ直しているところです。

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