不登校の母親達の苦しみ

先日の朝カフェで母親達の苦しい思いを聞きながら、もしかしたら「不登校」がここまで母親を苦しめていると想像できている方は少ないのではないかな?と思いました。それで、母親達の気持ちを書くことにしました。

●「学校へ行かないこと」を受け入れられない苦しみ

子供が学校へ行きたくないと言うけれど、母親の自分は子供が学校へ行かない事をどうしても受け入れられない、という苦しみ。子供の事を思うと休ませたらいいと頭では分かっていても心が追いつかず、鬱に陥ってしまうケースがあります。

子供は今は休息中なんだ、と頭では分かっていても、家にいて何もしない子供を見るとイライラしてしまい、自分の具合も悪くなってしまうという悪循環。

我が家の場合、私は比較的早く気持ちの転換が出来たのですが、私の夫がまさにこれでした。夫は会社でも子供の事が頭から離れないと言っていましたし、頭と心がずれてしまう苦しみを私は間近で見て来ました。これが長い期間続くと本当に心も身体も限界になります。

周りが「ああだこうだ」言っても簡単に人は変われるものではなく、私も見ていて本当に苦しいです。

●全ての責任が母親に

学校以外の学びも検討材料の一つとして考えてみよう、とどうにか思えたとしても、そうなると今度は責任が一気に母親にのしかかります。

なかなか家族からの協力を得られない母親は多いです。旦那さまから「母親の育て方が悪い」と言われた方もいらっしゃいます。

母親自身そこまで元気ではないのに、学校以外の選択肢を自分で探すしかない状態です。それであれば、無理矢理にでも学校へ連れていけばいいじゃないか?とはよく言われました。私の場合も近所のママ友や両親や夫など、学校へ連れて行くために協力してくれる方はたくさんいました。

でも、それを散々やって来てダメだったから他の選択肢を検討しているのです。是非、この状況を分かって頂けるとありがたいです。

●孤立

フリースクールなどの情報も全部自力で探すしかありません。私の場合は、学校の先生やスクールカウンセラーさんもほとんど情報を持っていませんでした。お友達を探したくてもどうやって探していいか全くわかりません。私は「不登校の親御さんとお友達になりたいので、教えてください。あるいは私の連絡先を伝えてください」とお願いしましたが、個人情報の兼ね合いで学校は不登校同士を繋げてはくれません。

となると、ネットくらいしか情報ってないんですよね。でもネットだけだとよく分からない。でも見学に行く気力もない。と、どんどん孤立していきます。

●鬱になり自殺を考える方も

周りの理解を得られなかったり、子供の「不登校」を自分自身が受け入れらず自殺を考えたり、子供と衝突して子供から首を締められたり、と壮絶です。布団から出られなくなり掃除も料理も出来ないというのは良く聞きます。外に出るときも帽子やマスクで人に見つからないように生活しているという話も聞きます。

⚫救いは理解者と正しい情報

本当に一般的な家庭であっても、不登校をきっかけに死と直面するほど壮絶な問題となる事があるんです。

私も「まさか、うちの子が!」という思いでいっぱいでした。私にとって、大きな救いとなったのは、理解してくれる方との出会い、そして正しい情報でした。

思い出してみると、私が辛かった頃、あちこちからヘンテコリンなアドバイスはたくさん頂きました。子供が甘えすぎとかもっと厳しくしつけろというのはよく言われましたが、他にもカルシウムが足りないからもっと牛乳飲ませろとか、家の居心地を悪くさせれば学校に行く、とか。

 

母親達の苦しみが少しでも伝わったでしょうか?

正しい情報を発信して、繋がりを作っていくというのが大事だなあと改めて思います。

 

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