大学生からの質問②価値観の変換のきっかけは?

ホームスクーリングを研究している学生さんから、ホームスクーリングについて卒業論文を書くにあたりいくつか質問を受けました。その質問に回答する事が私の考えの整理にも繋がりました。ということで、質問&回答を皆様にも共有したく、数回に分けてブログにアップしていきます。

質問:価値観の変換(学校に行かせるべき→無理に行かせる必要はない)には、お子さんがマンションから飛び降りそうになったということがブログには書かれていましたが、他にも何かきっかけや理由はありますか。

私の価値観が大きく変わったきっかけは二つあります。

一つは以前のブログにも書いた通り、息子が学校が嫌で逃げ回りマンションから飛び降りそうになる姿を見て「生きていてくれるだけありがとう」と心から思えた事です。その時、私は子供の事よりも世間体を気にして生きている自分に気がつきました。

それからは、私は世間体なんて気にせず、学校へ行く行かないの前に子供の幸せを一番に考えると決めました。

そしてもう一つのきっかけは、当時勤務していた職場で「役職定年制度」が始まった事です。

それなりの大学を出てそれなりの会社に入って一生懸命働いてきた上司達が、次々と役職定年制度で役職を外され辛い思いをしている姿を横で見てきました。厳しい出世競走に勝ち進めるのはほんの僅かです。それも実力だけでなく運もある。一方、出世勝ち組に入れたとしても、恐ろしい仕事量をこなし、常にプレッシャーに晒されます。

この人生は本当に幸せなのだろうか?と感じたのです。

これまでの私は進学校から推薦で大学に進み、それなりの会社で正社員として20年間働き、これが一番幸せな生き方であると、疑うことは一度もありませんでした。

でも、辛い思いをして息子を学校に通わせ、いい大学いい会社を目指すことが、息子にとって本当に幸せなのだろうか?

息子の不登校も重なり、私は生まれて初めて自分が信じてきた生き方に疑問を持ち始めました。

それから尊敬する方々の考え方を知りたくて、たくさんの書籍を読み始めました。

そして、いい大学いい会社に入る事だけが幸せになる道ではないと確信するようになり、同時に、自分の気持ちを見失わず自分の道を歩き出そうとしている息子を尊敬するようになりました。

もしかしたら、大企業を目指す生き方の方が幸せなのかもしれません。でも、未来は誰にも分かりません。それであれば、自分で選んだ道を歩むのが一番幸せだと考えています。

我が子には思いっきり自分の人生を楽しんで欲しいし、自分で自分の道を作り堂々と歩んで欲しいと思っています。

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