セブ島旅行記③〜帰る居場所のある幸せ・ホームステイ〜

今回の旅行で息子は「一番楽しかったのはホームステイ」だと言っています。
ホームステイをあんなに嫌がっていた息子が、まさかこんなことになるとは私も驚きです。
私達親子はステイ先の素晴らしい家族と出会い、一緒に思いっきり遊んでたくさんの事を学びました。ホームステイの様子についてご報告します。

ホームステイ先について

私達のステイ先オーナーさんは、フィリピン人の男性とその奥様の日本人女性です。

奥様の三浦聖子さんは離島やローカルエリアに根ざしたボランティア団体「NGO go share」代表を務めていらっしゃいます。またフィリピン人の旦那様はツアー事業を運営されています。

男の子のお子様がいらっしゃって、彼もホームスクーリングを実践中です。ホームスクーリングを選択した理由も私達親子と全く同じ。また学び方も我が家と同じで、日々の生活を通して様々な経験や体験を積み学んでいました。

聖子さんは自らのNGO活動にもお子様を同行させ、お子様に学びの機会を多く作っていらっしゃいます。お子様は現地語の他に英語も日本語も上手に使いこなす上、知識量がとても多く、私もたくさんの事を教えてもらいました。

他にも旦那様のご兄弟や親戚の方々やそのお子様など、何人ものフィリピン人が一緒にあるいは近所に暮らしており、大大大家族的なとても賑やかで温かなご家庭です。

ステイ先のお宅は24時間体制の警備が敷かれた宅地内にあります。私達だけでも安心して宅地内を自由に歩き回る事が出来て、宅地内にある公園で遊んだりもしました。宅地内のプールも自由に使えたのですが、毎日の予定が満載すぎて(笑)、結局私達はプールは使えませんでした。

現地の暮らしを知るにはホームステイが最適

食事はフィリピンの家庭料理を頂きました。化学調味料を極力使わず、日本人にも食べやすい味にアレンジしてくれており、とても美味しかったです。特に我が家で一番グルメな息子がステイ先の食事にバッチリあい、何度もおかわりしていた次第です。

・朝も夜も大人数で賑やかなお食事です

・みんなでお誕生日のお祝いもしました。お誕生日にはこちらの甘いもち米のような食べ物を頂きました。日本でいうお赤飯にあたるような食事とのこと。

・庭でバーベキューもやりました!

食事だけでなくトライシクルで路面店の新鮮な果物屋さんに行ったり、現地の方オススメのレストランに連れて行って頂くなど、観光旅行では経験できない体験がとても楽しかったです。

・日本では見たこともない、新鮮な果物をたくさん頂きました

毎日思いっきり遊んだホームステイ

そして、旦那様が現地でツアー会社を運営されているだけに、まだ観光客に知られていない素敵な場所へたくさん連れて行って頂きました。

●パラセイリング

●natural lodgeまで一泊旅行
現地の子供と折り紙をして遊んだり、新鮮な食事を頂きました。

●ジンベイザメと泳ぐ

●マラブヨックの滝
こちらの滝は日本のように見て楽しむ滝ではなく、レベル1からレベル6まで滝を登るのです。みんなでレベル6まで登りました。滑ってばかりの私でしたが、案内役のお兄さんに手を引かれどうにか達成。しかし彼らの強力な体幹は感動ものです。

(本当は子供達の笑顔に溢れたたくさんの写真があるのですが、我が子に写真掲載を禁止され、私の笑顔ばかりで恐縮です・・・)

心と身体を開放した息子

現地の子供たちや大人たちと息子や娘も一緒になって、夜9時ごろまで外で鬼ごっこやら氷鬼などをして目一杯遊んでいました。

特に、冒頭でも書いたとおりホームステイを一番楽しんでいたのは息子でした。みんなでダンスを踊れば音楽好きの息子は超ノリノリ、ご飯を手で食べても裸足で外に出ても誰にも怒られない。息子にとっては天国です。

何と言っても、日本の様にルールが厳しくないこの国全体の雰囲気が息子にはぴったりとあった様子でした。かぶっていた鎧がガラガラと崩れたように、息子は爽やかな笑顔に満ちていました。

学校という居場所を持たない私達親子にとって、「海外に居場所がある」「また帰る場所がある」と思える居場所のある安心感は子供だけなく私にとっても、この上なくありがたいです。

息子は近々また行くらしいです。今度は一人で。

その時もどうぞよろしくお願いします。

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