【活動報告】ご近所探検3.0 in 優タウン開催!子ども達の考える仮説は凄い

こんにちは。小沼陽子です。

4/23(金)の夜に親向けのレクチャーを受け、それぞれの親子がご近所を散歩しながら撮ってきた写真を、おやつを食べながら愛でる会を昨日開催しました。
参加者は大人5名、子供3名でした。(ご近所探検3.0in優タウンの案内詳細はこちら

最後に参加者さんの感想も載せさせてもらいましたが、本当に楽しくて素晴らしい会でした。楽しい中にも、仮説を立てる力や想像力を膨らませる力を身につけるヒントがたくさんあり、大人にとっても楽しく気づきの多い企画でした。

『ご近所探検と聞いても、何をするのかいまいちイメージがわかない』という方が多くいらっしゃった今回の企画。どんな様子だったのかその内容をお届けします!

⚫️子ども達がイメージする仮説が面白い!

まず、それぞれが自分の撮った写真の中で「これ気になる!」という一枚をみんなにシェアするのですが、この一枚に絞るという作業が、案外難しい。

そして、選んだ一枚の写真をみんなで「これ何?」「なんでここにあるの?」とワイワイガヤガヤやるのですが、その問いに対する子ども達の答えがまた面白い!

一部をご紹介します。

まずは小学生男の子のこちらの写真。

彼曰く、「5なのか6なのか分かりにくいから面白い」とのこと。

確かに、ペンキの隙間が等間隔になっていて、5にしては隙間が狭い。言われてみると確かに分かりにくいです。

「なんでこんな隙間になったのかな?」の問いには

「ペンキが無駄だからじゃない」とのこと。なんと!ペンキ節約のために隙間をあけたという仮説。

子どもの考えることは本当に面白いです。
そして「これテストだったら書き直してって言われるよ」と。。。

次はこちらの写真。

中学生女の子の写真。

「棒に刺さった缶、捨てればいいのに」と思って気になったとのこと。

確かに缶が棒に刺さっている。「これはなんなんだろ?鳥よけ?猫よけ?」みんなでわいわいやる中、彼女は

「このビールが好きな人なんですかね。動物が死んじゃって、そのお墓かな。」とのこと。

お墓!!!

子どものイメージ力にはびっくりします。

次は小学生女の子の写真。

まずこれはなんなんだろ?みんな『???』でした。

彼女の仮説は

「誰かがベタベタなものを道路に落としていって、そこを誰かが知らずに踏んじゃって、そのまま足の裏についてしまって、そのグニャグニャをいつの間にか道にくっつけていっちゃった」

のだそうです。

この写真から、彼女の頭の中にはストーリーが出来上がっていました!
外からは見えない子どもの頭の中は、すごいことになっているんだなと驚きました。

他にもたくさんの面白い話で盛り上がりました。

⚫️参加者さんからの感想

私はご近所探検への参加は2回目ですが、
今回は自分が子どもだった頃を思い出しながら、イメージを膨らませ、仮説を考えたりしながら写真を撮ることができ、2回目の方がより楽しめました。

私が今回シェアした写真は看板のようなものだったのですが、気づいたのは、私は文字情報が気になるタイプだということ。
何気なく撮る写真には、その人の特性や好きなことが現れるそうで、それも面白かったです。

では、参加者さんからの感想をご紹介します。

「10年以上住んでいて、何十回も歩いているのに、初めて気づきました。(この方は建物横にある”はにわ”の写真を撮られました)気づかなかったことに出会えて面白いなあと思いました。」

「すごい色々気付くのが新鮮でした。レクチャーで童心に戻ってと言われたけど、自分には難しいと思っていたけど、注意深く周りをみることで普段と違った感覚でやれました。これまで想像力を働かせていなかったなということにも気づきました。」

「これまで視界に入ってこなかったものが入ってきた。それから連想して考えることが増えると、そこで使った想像力というのは、他でも色々応用して使えるなと思った」(こちら、中学生女子の感想。素晴らしい!)

「娘がおうちにいたがることが多かったのだけど、これはやりたいと言うので嬉しかった。散歩中もイキイキしていた。アリの視点でみている娘から、自分も小さい頃の目線を思い出しました。また参加したい。」

「子どもに『この写真にするの?』と押し付けちゃうところがあるなあというのに気づいた。言葉にしなくても子どもは大人の気持ちを察してしまうなと思った」

「仮説を立てるというのがポイントだと思った。仮説を立てる⇨疑問が湧く⇨また仮説を立てる⇨どんどん繋がるんだなと思った。」

「これまで普段仮説を立てる、なんてことをしてこなかったので、面白かった。」

「今回は一人で参加したので、今度は妹と一緒に参加してみたい。」

〜数日後にいただいた感想〜

「うちの娘はあれから『オレ仮説としては』が口癖になっています」
(『オレ仮説』とはご近所探検レクチャーで教えてもらった仮説を立てる時に使う用語。他にもご近所探検のオモシロ用語があるんです!)

「奥深い意義を、実際に体感できて気付きが一杯でした。娘も人に対して発表出来たこと、認めてもらえたことで、嬉しかったのか、今日は益々元気爆発でした」

ということで、

この面白さは、きっとやってみると分かると思うんです。
大人にとっても「仮説を立てる力をつけたい」「子どもの頃の心を取り戻したい」「想像力を育てたい」なんて方には良いかもしれないですね!まさに私にぴったり。

また、次回も開催する予定ですので、ご興味持たれた方はぜひご参加ください。
おやつを食べながら!

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