【優タウン:人から創る街づくり】青木正美さん・不登校から環境経済NPOパシフィックエコサービス立上げへ

こんにちは。小沼陽子です。

多様な価値観や生き方で溢れる街を目指して活動している優タウン活動。

今回は藤沢市にお住まいの青木正美さんをご紹介いたします。

青木さんは、高校時代の仲間とともに、環境経済NPOパシフィックエコサービスを立ち上げ、現在も代表として活動中です。

また、神奈川県地球温暖化防止活動推進センター立ち上げにも関わり、現在は、推進センターの理事をしながら、小学生から大学生までの子供達へ環境についての講義をされるなど、活躍されています。

青木さんのこれまでの人生、考え方がとても興味深く、大きな刺激を受けると同時に学びとは何か?について色々考えさせられました。

⚫️明るい不登校

青木さんは地元公立小中学校に通い、中学校1年生の秋から不登校となりました。

青木さんはもともと学級委員長をやるような子供でしたが、ある日、熱が出て学校を休み始め、そのままずっと学校に行かなくなったそうです。

ただ、遠足など自分の興味のある行事には参加し、中学校の卒業証書も笑顔で受け取ったとのこと。

また幸運にもお父様のお仕事の関係で、電車に安く乗ることができたたため、一人で電車に乗りあちこち出かけたりもしていたそうです。

ただお父様と一緒に出かけると、連れ去られた子供なんじゃないかと周囲に見られることもあり『父親も辛かったと思う』と仰っていました。

青木さんが不登校を経験したのは、今から三十年以上も前のこと。今以上に周囲の目は厳しかったかと想像します。

⚫️通信制高校でエコクラブに出会う

当時はまだネットのない時代、青木さんが通信制高校の存在を知ったのは、新聞で偶然見かけた記事からだそうです。

通信制高校でエコクラブという部活動に出会いました。
エコクラブが楽しかったこともあり、通信制高校に12年間も在籍していたそうです。
(※当時の通信制高校と今とでは規則などが違うところもありますので、ご注意ください。)

藤沢市主催の環境フェアに出展や、神奈川県の環境政策に関わるなど、エコクラブの部長として活躍されてきました。

その上、高校在学中の12年の間に、当時でいう「大検」を受け、法政大学にも進学もされました。

つまり、高校と大学のダブルスクールをされていたわけですね。

12年間も通信制高校に在学されていると、新人の教員が自分より年下のケースもあり、そんな先生方とも楽しく過ごしていたとのことです。

⚫️学びってなんだろうか

当時は誰も知らないような通信制高校を自分で見つけ、通いだし、しかも楽しくて12年間も在籍する、という青木さんの生き方には色々考えさせられました。

自分の道を自分で決めて、やりたいことは自分で方法を探して学び、それが今の青木さんの力になり、活躍に繋がっていると強く感じます。

学びって人から与えられるものじゃなく、やりたいことを探求しているうちに本人も知らぬ間に学びに繋がるのだ、と青木さんの話を聞きながら改めて思いました。

青木さんは「守ってくれた母と、導いてくれた学校や塾の先生などの良き大人の存在が素直に成長出来た理由」とも仰っていました。

青木さんのお人柄から、見守ってくれたご両親や、他にも良き大人に囲まれて育った様子がよく伺えました。

今の子供達にとって、私もそのような良き大人としてありたい。

では、良き大人とは?という問題も出てきますが、これからも素敵な方との出会いを大切に、私も日々修行していきます!

青木さんの生き方、考え方、お人柄から、本当にたくさん感じるものがありました。

これからも、私達の活動について色々と相談にのって頂きたいし、ご協力頂きたいなと思いました。

青木正美さん、ありがとうございました!

 

 

 

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