こんにちは。小沼陽子です。
●高校生からのインタビュー
「将来、臨床心理士として不登校児の親御さんのサポートをしたい。親御さん達の話を聞かせてもらえませんか?」
と、中学生のころに不登校を経験し現在は通信制高校に通う青年からお願いを受けました。
私自身、大学生からインタビューを受けたことはありましたが、高校生からインタビューを受けるのは初めてであり、
「どんなことを聞かれるのだろう?この話を何に使うのだろうか?」と正直不安があり、まずは私が彼の話を聞かせていただきました。
そうこうしているうちに、彼は私達のイベントにも他の母親に混じって参加するようになり、インタビューを受けるはずが、逆に彼から不登校だった当時の気持ちを色々聞かせてもらったりしていました。
●朝カフェメンバーが応じてくれました
そして、昨日は朝カフェメンバーのお二人が彼からのインタビューに応じてくださいました。
当時のことは思い出したくないと仰る方もいたり、私と同じような不安を抱く方も多いと思います。そんな中、インタビューをお受けくださったメンバーのお二人には心から感謝申し上げます。
インタビューの様子を見ながら私も当時のことを思い巡らせていたのですが、当時の辛かったことは私の記憶から抹消されているらしく、あまり覚えていないのですよねえ。
彼から質問されてはじめて、そういえばこんな事があったなあと気づくことがありました。
●若者を応援したい
最近、当プロジェクトをすごく手伝ってくれているメンバーの一人も、不登校経験者の大学生です。
辛いことを乗り越えた彼ら若者達は、とても前向きで新しいことを勉強して挑戦して吸収していて、私はとても刺激を受けます。彼らが社会をどんどん良い方向へ変えてくれそうな気がして、私は心からワクワクします。
インタビュアーの高校生の彼も、将来は当事者に寄り添って一緒に考えてくれる素晴らしい臨床心理士となって、ぜひ、私達の担当臨床心理士さんになってくれたらいいなと妄想を膨らませています。