こんにちは。小沼陽子です。
11/14(木)に藤沢市教育委員会教育指導課さん主催の「フリースクール等情報交換会」に参加してきました。私達はフリースクールではないのですが、横浜シュタイナー学園さんが藤沢市へお話くださり、参加させて頂く事ができました。
この会に参加できたことは、本当に良かったです。というのも私達ホームスクーラーは、毎日家庭で過ごす事を目指しているわけではなく、フリースクールや学校や市の施設と上手に連携をはかり、様々な学びや体験をすることを目指しております。私達団体はその環境を日々整えていく上で、行政・学校・フリースクールとの連携はとても重要だからです。
この場をかりて横浜シュタイナー学園さんに感謝申し上げます。
会の目的
この会の目的について、頂いた書面には以下の通り記載されておりました。
「フリースクール等の活動内容や支援の手立てについて互いに知り、教育委員会との連携や協力の必要性やあり方について理解を深める。」
「今後の連携や交流について協議や連絡調整を行う」
藤沢市の方からは「フリースクールを学校に紹介していきたい」「学校復帰前提でない、社会的自立のサポートをどうしていくか」といったお話がなされ、藤沢市の明るい兆しを感じました。
藤沢市不登校児童の人数
藤沢市内で学校を年間30日以上お休みした児童数についても教えて頂きました。
・平成30年 小学校186名(1000人あたり8名)
中学校432名(1000人あたり40名)
私達朝カフェメンバーの中では、保健室や相談室に登校しているお子様や、行ったり行かなかったりしているお子様の話はよく聞きます。年間30日お休みしていなくても、苦しい思いをしているお子様がこの数字以外にも多くいることが推測されます。
参加されていた団体
この会にいらした参加団体は以下の通りです。
・フリースクールLargo(ラルゴ)
・SeedsAPP(シーズアップ)
・湘南国際サポートセンター
・森の仔じゆうがっこう
・寺子屋ハウス
・横浜シュタイナー学園
・LITALICO(リタリコ)ジュニア
・自由創造ラボたんぽぽ
・八洲学園中等部
・フリースクールのぞみ教室(星槎)
・ホームスクーリングで輝くみらタウンプロジェクト
今後について
私の知らなかった団体や、名前は聞いた事はあったけれど詳しく知らなかった団体もあり、この会で各団体のご紹介を聞かせていただけて、とても良かったです。
どの団体もそれぞれ子供を思い活動されていて、今苦しんでいる親子にもっともっと周知されたらいいなと思いました。
「各団体のパンプレットなどを置ける公の場所を作っていただき、それぞれの親子が簡単に情報を入手できる仕組みにしたらいい」というご意見をおっしゃっていた方もいて、私もそれがいい!と思いました。
当事者として思うのは、フリースクールの情報を入手するのがとても難しいということ。
「ネットで見るだけではよく分からないけど、見学に行く元気はないし、でもパンフレットは見てみたい」という気持ちの親子が多くいます。
今回は第1回目の集まりでしたが、今後も定期的に開催されるそうです。
私達団体としても、このような会に参加させてもらえると、横のつながりができたり、新たな情報を入手できたり、藤沢市の方とも連携できたり、とても心強いです。
藤沢市の方も試行錯誤されていらっしゃる様子がとても伝わってきました。私達も積極的に協力していきたいと思っております。