【ご報告:朝カフェ】母親が楽しんでいれば子供は大丈夫

こんにちは。小沼陽子です。

昨日開催した朝カフェは15人の方にいらして頂きました。60歳以上の方も何人かいらしてくれて、そのうちのお二人が70代!様々な年代の方にご参加頂きとても嬉しいです。普通に生活しているだけでは聞けない貴重なお話も聞かせて頂く事ができました。

●まずは自己紹介

まず最初に、いつものごとく私の自己紹介とこのプロジェクトを発足した経緯などをお話ししてからの、一人づつ自己紹介。

毎回そうなのですが、それぞれの方のお話はもう本当にすごいドラマです。話を聞きながら、自分の過去を思い出して涙したり笑ったり、引き込まれているうちに、結局また12時半を回ってしまいました。もうこうなることは分かっているので、次回からは、途中休憩を入れることにしますね笑。

●地域の居場所や学びの活動されている方

昨日は、逗子フリースクール「ここだね」さん、藤沢で活動されている「自由創造ラボたんぽぽ」さん、鎌倉の市民団体「いろんなカタチ鎌倉」さん、藤沢の学習サークル「Be-global」さん、興味開発型の学び「探求学舎」さん、がいらしてくれました。

この場が情報共有の場にもなってきているなと実感します。活動されている方自身が当事者でもあることも多く、ご自身のお話もとても興味深いです。

ネットだけでは分からない、実際の活動内容や活動されている方の思いなど、直接お話ができるので、いらしてくれてとてもありがたいです。

これからも地域の方やさまざまな活動をされている方も是非遊びにいらしてくださいませ。

●学校との付き合い方

そして、昨日は学校との付き合い方の話がとても盛り上がりました。学校の先生も大変、それはよーく分かる。でも私達も大変。ではどう学校とつきあっていったらいいのか。

実は朝カフェには元教員の方のご参加多いのです。先生達も子供の幸せを願っています。それなのに、上手いこと噛み合わない。難しいです。

「家庭が学校へ求めすぎているところもある」「学校には学校の役割がある」「学校にくる子こない子の線をなくしたい」他にもたくさんのお話がありました。

●母親が楽しんでいれば子供は大丈夫

昨日ご参加頂いた70代の女性の方からは、自分の子供が当時不登校だったこと、素晴らしい出会いがあったこと、そしてお子様がどう育ち、今どうしているか聞かせて頂きました。

ある時、不登校で苦しむ親子心中事件の記事を見て、いろいろ吹っ切れたというお話。30年前の話にも関わらず、今まさに不登校問題に直面している私達の心にもすごーく響くお話で感動しました。実体験のお話は心に刺さります。

環境も変わり世間では不登校はダメじゃない、と言われる事も多くなってきていますが、当事者の母親の気持ちは30年前とほとんど変わっていないと改めて実感しました。

彼女が最後におっしゃっていたのが「母親が楽しんでいれば子供は大丈夫」という言葉。

まさか、彼女がこの言葉を伝えるためにわざわざ朝カフェにいらしてくれたとは!と私は驚きました。そして、またまた泣きそうになりました。いつの時代でも、最後はここに行き着くんですね。

いらしてくれた皆さま、ありがとうございました。本当に素敵な時間を過ごす事ができました。

次回は6月14日(金)9:30〜。場所は社会福祉協議会さんです。また気軽にいらしてくださいませ。

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